埼玉県飯能市にあるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、絵本の中から抜け出てきたような可愛らしい建物が立ち並ぶ、珍しい公園です。
カメラで風景を写真におさめれば、どこを切り取っても絵になるのではないでしょうか。
今回は飯能市にお住まいをお探しの方向けに、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の概要と楽しみ方をお伝えします。
埼玉県飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の概要
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、開園から20年を超えて幅広い世代の方から愛されている公園です。
平成4年、飯能市は計画中の公園のコンセプトがムーミン童話の世界観に通じると考え、原作者のトーベ・ヤンソン氏あてに公園の計画を伝える手紙を送ります。
快諾する旨の返事がすぐに届き、平成9年7月にトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の前身である「平成記念子供のもり公園」が開園しました。
そして平成29年6月に、トーベ・ヤンソン氏の姪ソフィア・ヤンソン氏に了承を得て、公園名を「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と改めています。
公園内には可愛らしい建物が立ち並びますが、一般的な公園にあるような遊具はありません。
基本理念を「自然との共生・自我と自由の尊重」とし、豊かな自然に囲まれた公園で子どもたちが自分で遊び方を見つけ、個性を伸ばしながら、仲間を思いやる心をもって成長することを目的として運営されているのです。
●所在地: 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
●営業時間:平日9時~17時、土・日・祝日9時~21時
●定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)、年末年始
●アクセス方法:西武池袋線「元加治駅」より徒歩約20分
●駐車場:あり(250台まで)
●入園料:無料
埼玉県飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の楽しみ方
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園はあけぼの杉に囲まれ、絵本に出てくるような形の家や桟橋、小川があり、四季の美しい風景を堪能できます。
個性的な建物の数々が特徴的ですが、メインとなるのは「きのこの家」です。
靴を脱いで家に上がり、ぐるりとした階段を昇っていくと、おままごとのような可愛らしい部屋がいくつもあり、子どもたちが探索しながらかくれんぼもできます。
「森の家」と呼ばれる風変わりな丸太小屋の展示館の1階は、ムーミンの歴史の展示場所、2階は読書コーナーです。
管理事務所がある「子ども劇場」は2階が遊び場になっており、イベント時にも使用されます。
公園内にはカフェもあり、美しい風景の中でのんびりとくつろぐことも可能です。
市街地から程近いとは思えないほど、豊かな自然に囲まれているため、珍しい鳥などの生き物を見かけられるかもしれません。
また、土・日・祝日には夜間開園・ライトアップもあり、幻想的な空間を楽しめるでしょう。
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