中古マンションの購入にかかる費用のうち、全額を預貯金からまかなうことは不可能に近いでしょう。
ほとんどの方が住宅ローンを利用してマイホームを購入しますが、中古マンションでも住宅ローンを組めるのでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えしたうえで、住宅ローンの利用に制限がつくケースや、審査に通りにくい物件の特徴を解説します。
中古マンション購入時にも住宅ローンを組めるのか
中古マンションの購入時には、新築住宅を購入するケースと同様に住宅ローンを組めるため、ご安心ください。
リフォームやリノベーションなどの諸費用も住宅ローンに含められる可能性があるため、金融機関の契約条件を確認しておきましょう。
ただし、購入価格の5%~10%が目安となる「手付金」は住宅ローンに含められず、現金で用意する必要があります。
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中古マンション購入時の住宅ローンで制限がつくケース
中古マンションの購入時に住宅ローンを組む場合、返済期間の制限がつくケースがあるため注意しましょう。
マンションの法定耐用年数は一般的に47年で、この期間を超過すると建物の資産価値はゼロとして計上しなければなりません。
このため、住宅ローンの返済期間が法定耐用年数をまたがないように、返済期間を短縮するよう求められる場合があるのです。
また、借入金額にも制限がつく場合があります。
中古マンションの担保としての価値は新築マンションよりも低いと判断されるため、金融機関が融資額を制限する可能性があるのです。
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住宅ローンの審査に通りにくい中古マンションの特徴
新築マンションの購入時と同様に、中古マンションの購入時の住宅ローンの審査がおこなわれます。
住宅ローン審査では、中古マンションの状態も審査項目に加えられるため、なかには審査に通りにくい中古マンションがあることが注意点です。
たとえば旧耐震基準でつくられている場合や、再建築不可の場合は、審査に通りにくいでしょう。
また、借地権付きの中古マンションも、住宅ローン審査に通りにくい特徴を持った中古マンションと考えなければなりません。
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まとめ
中古マンションを購入する場合も、新築と同様に住宅ローンを組むことは可能です。
ただし、返済期間や借入金額の制限がつく可能性があり、希望どおりの条件で融資を受けられるとは限りません。
また、旧耐震基準や再建築不可、借地権付きといった特徴を持つ物件は、住宅ローンの審査に通りにくいため、注意しなければなりません。
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