川沿いの家は、川の景色を眺められるため高値で売却できると思われることがあります。
しかし、実際には売るのが難しい物件だと言われることのほうが多いのです。
今回は、川沿い家を上手に売却する方法や、川沿いの家のメリット・デメリットをご紹介します。
また、浸水被害を受けたときの影響もみていきましょう。
川沿いの家をスムーズに売却する方法!安全である保証が必要?
川沿いの家をスムーズに売却する方法で大切なことは、川に近い物件でも安全に暮らせると第三者から保証してもらうことです。
そのため、ホームインスペクションや地盤調査を依頼すると良いでしょう。
ホームインスペクションとは、住宅の劣化状況や欠陥などがないかを診断することです。
地盤調査では、地盤がどれくらいの建物の重さに耐えられるのか、沈下に抵抗できるのかを調べます。
それでも売却が難しい場合、更地して売却する方法もあります。
なぜ売却が難しくなる?川沿いの家のメリット・デメリット
川沿いの家のメリット・デメリットをあらためてみていきましょう。
川に近い家のメリットは、川が近くにあるため景色が良い点です。
大きな川なら、開放感があり風通しも良いでしょう。
流れが緩やかで浅い川なら、暑い時期は水遊びができるかもしれません。
一方、デメリットにはどのようなことがあるのでしょう。
多くの方が不安に感じるのは、洪水などの災害に巻き込まれる危険性です。
また、川に近い物件であるほど地盤が弱いのではないかという点も気になります。
川の近くの土地は、河川の上流から運ばれてきた土砂でできた地域もあるため、もともと大地だったところよりも地盤が弱い可能性があるのです。
さらに、穏やかな流れの川には虫が多いのも難点になるでしょう。
このようなデメリットがあるため、川に近い物件は売却が難しいケースがあります。
浸水被害を受けた川沿いの家でも売却できる?被害の影響とは
川沿いの家は、災害に巻き込まれて浸水被害を受けることがあります。
では、浸水被害を受けるとどのような影響があるのでしょう。
浸水被害によって住宅が一部破損してしまうと瑕疵物件になります。
瑕疵物件は、売買契約時に告知義務があるので買主に知らせる必要があります。
そのため、資産価値が下がってしまう影響があります。
被害を受けた住宅は、一般的な相場から2~3割ほど下がるのが普通です。
では、売却の時点では被害はなかったが、引き渡し前に浸水被害を受けた場合は、買主は契約解除することができます。
ただし、売買契約書に特約がある場合はそれに従うことになるでしょう。
まとめ
川沿いの家を売却する方法をご紹介しました。
売るのが難しいといわれる川の近くの家ですが、ホームインスペクションや地盤調査をおこなうとスムーズに売却できることがあります。
また、売買契約後に浸水被害を場合は、契約解除できるのが一般的です。
私たちTKG合同会社は、入間市、狭山市、飯能市を中心に不動産売却を扱っております。
不動産売却についてご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓