埼玉県には、文化史跡や遺跡が数多く点在しています。
なかでも、入間市にある「金子氏一族の宝篋印塔付位牌」は、幅広い世代の方が足を運ぶ人気のスポットです。
そこで今回は、埼玉県入間市への移住を検討している方に向けて、「金子氏一族の宝篋印塔付位牌」の概要とアクセス情報についてご紹介します。
入間市にある「金子氏一族の宝篋印塔付位牌」とは?
埼玉県入間市の旧瑞泉寺境内にある「金子氏一族の宝篋印塔付位牌」とは、金子氏一族の先祖供養のために造立されたと考えられている史跡です。
「宝篋印塔付位牌」は「ほうきょういんとうつけたりいはい」という読み方をします。
金子氏は、平安時代後期から鎌倉、室町時代にかけて、現在の埼玉県や神奈川県などを中心に勢力を拡大した支族です。
村山頼家の三男、家範が金子氏を称したことから、その歴史は始まりました。
位牌の製作年代は江戸時代であると考えられていますが、造設された時代や造設した人物、供養を受けた人など、明確ではない点は多いようです。
また、1972年11月20日には、市指定文化財として登録されています。
入間市にある「金子氏一族の宝篋印塔付位牌」のアクセス情報をご紹介
金子氏一族の宝篋印塔付位牌がある旧瑞泉寺は、JR八高線金子駅から車で約5分と、とても足を運びやすい場所に位置しています。
徒歩でも約20分で到着できるので、散歩のついでに寄ることも可能です。
旧瑞泉寺の参道の入口には「入間市指定文化財 金子十郎家忠一族宝篋印塔入口」と書かれた大きな看板が設置されているので、初めて訪れる方でも迷ってしまう心配はありません。
参道を進んでいくと、入間霊園に設置されている千体地蔵塔や大きな観音菩薩像「金子十郎家忠一族墓」と刻まれた石碑などが見えてきます。
ここまで平坦な道は少なく階段が多いので、ゆっくりと自分のペースで進んでいくことをおすすめします。
そして、さらに奥にある石段を登れば、金子氏一族の宝篋印塔付位牌に到着です。
基本的に旧瑞泉寺の参道入口まで迷うことはありませんが、金子氏一族の宝篋印塔付位牌は、ひっそりとたたずんでおり、探すのに少し苦労する可能性があるので注意しましょう。
また、実際に訪れた方の口コミには「山の中にあるため、ヒールなどでの訪問は適さない」と記載されています。
これから足を運ぶことを検討している方は、スニーカーなどの歩きやすい靴を選びましょう。
金子氏一族の宝篋印塔付位牌のアクセス
●所在地:埼玉県入間市木蓮寺 旧・瑞泉院内
●アクセス:JR八高線「金子駅」下車 徒歩約20分
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