住宅ローンを利用して不動産を購入したものの、なんらかの理由で収入が減少してローンの返済が滞ってしまう可能性があります。
ローンを滞納し続けると住むところを失い、借金だけが残ってしまいます。
ここでは、ローンを滞納し続けた際の末路と任意売却について、また売却後も住み続けられる方法についてご紹介します。
不動産売却せずにローンを滞納し続けているとどうなる？
住宅ローンを滞納し続けていると約3か月目に督促状が届き、6か月目には期限の利益が喪失します。
期限の利益が喪失すると一括返済を求められるため、保証会社による代位弁済がおこなわれ、保証会社による競売申し立てが始まります。
その後、現況調査を経て競売が始まり不動産は差し押さえられるといった流れです。
競売にかけられると強制的に退去しなくてはならず、次の家が決まっていなくても譲歩されません。
また、信用情報にも傷がつきブラックリストに登録されるため、7年間はクレジットカードの契約や他のローンを組むことが難しくなります。
不動産のローンを滞納しているなら早期に任意売却しよう
競売にかける前に早めに相談することで、任意売却できる可能性があります。
任意売却とは、抵当権が残ったままのオーバーローンの不動産を売却する際に、債権者である金融機関に承諾を得たうえで売却する方法で、流れは通常の売却活動とほぼ同じです。
強制的に退去しなければならない競売に比べてスケジュールの融通が利きやすく、競売よりも相場に近い価格で売却することが可能なため、少しでもローン残高を減らすことができます。
任意売却が可能な期間は競売開札日の前日までであるため、ローンを滞納している場合は早めに相談しましょう。
ローンを滞納した不動産売却後も住み続ける方法はある？
不動産売却後も住み続けたい場合は、リースバックを検討しましょう。
投資家に買主になってもらい、任意売却と同時に買主と賃貸借契約を締結する仕組みです。
売却後も住み続けられるため、周囲に売却がバレにくいといったメリットがあるため、期限を区切ってリースバック契約する方法もあります。
まとめ
住宅ローンを滞納し続けていると競売にかけられ、差し押さえと同時に強制的に退去しなければなりません。
そうなる前に任意売却を検討することをおすすめします。
任意売却には可能な期間が定められているため、できるだけ早く不動産会社に相談して後悔しないようにしましょう。
私たちTKG合同会社は、入間市、狭山市、飯能市を中心に不動産売却を扱っております。
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