今回は不動産売却を検討している方への参考情報として、固定資産税評価額および土地に関するその他の評価額をご紹介します。
とくに固定資産税評価額については、どんなものか、といった概要や評価額を調べる方法や計算方法などもご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
不動産売却における固定資産税評価額とは①どんな評価額?
固定資産税評価額とは、固定資産税や都市計画税、登録免許税、不動産取得税の算出などの税額を算出する際の基準となる不動産評価額のことです。
固定資産税評価額は総務大臣が定める「固定資産評価基準」をもとに、その不動産の所在地の市町村(東京23区は東京都)が評価します。
なお、土地と建物は別々に評価されます。
この固定資産税評価額には、土地の売却価格のおおまかな相場を知るのに役立ちます。
土地の固定資産税評価額を0.7で割れば、それがその土地の売却価格のおおまかな目安になるとされていますよ。
不動産売却における固定資産税評価額②調べ方や計算方法は?
所有する不動産の固定資産税評価額を調べる方法としてもっともおすすめなのは、毎年送られてくる固定資産税納税通知書を見ることです。
セットで固定資産税課税明細書もついているはずなので、その金額を確認すればすぐに固定資産税評価額がわかります。
通知書を紛失しても市町村役場で固定資産評価証明書を発行してもらうことが可能です。
ほかにも、「固定資産税額÷1.4%」という計算方法で固定資産評価額を逆算すると、おおまかな評価額を知ることができます。
不動産売却における固定資産税評価額③ほかの土地に関する評価額
土地に関する評価額は、固定資産税評価額だけではありません。
他にも公示価格・基準地価・相続税路線価・実勢価格といった評価額があります。
公示価格と基準地価は土地の取引価格の指標などになる価格で、公示価格は国土交通省が算定して公表し、基準地価は各都道府県が基準値を選定しますが、どちらも価格鑑定は不動産鑑定士がおこないます。
相続税路線価は土地の相続や贈与にともなう相続税や贈与税の課税額の算定に使われるもので、価格鑑定は国税庁がおこないます。
実勢価格とは、不動産市場において実際に売買取引がされた際の価格です。
この実勢価格だけは、公的機関が公表する価格ではなく実際の不動産取引をもとにした評価額であり、不動産売却の際の査定においては、この実勢価格が一番参考にされる傾向があります。
まとめ
固定資産税評価額は、固定資産税や都市計画税などの基準となる評価額です。
不動産の売買価格を知るのに参考になりますが、ほかにも公示地価、基準地価、路線価、実勢価格といった評価額があるので、それらも頭の片隅に入れておきましょう。
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