今回はマイホーム購入を検討されている方への参考情報として、長期優良住宅についての解説をしていきます。
長期優良住宅とはどのような住宅なのか、そしてどのようなメリットやデメリットがあるのか、などを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
マイホーム購入の選択肢として知っておこう!長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは何かというと、その名のとおり「長期間にわたって優良な状態を保てる住宅」のことを指します。
とはいえ、これだけだと漠然とし過ぎていますのでもう少し詳しくご説明すると「構造躯体の劣化対策や耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性などの条件について一定基準を満たしていることが認められ、長期優良住宅の認定を受けた住宅」のことを長期優良住宅といいます。
わかりやすく簡単にいうと「快適に長く住める家」というイメージです。
長期優良住宅はあくまで「きちんと認定を受けた住宅だけ」がそう呼べるものであり、建築会社などが「わが社の家は良い家だから!」と勝手に長期優良住宅と呼ぶことは認められません。
マイホーム購入において長期優良住宅を選ぶメリット
マイホーム購入において長期優良住宅を選ぶ大きなメリットは「控除や税率などで得」ということでしょう。
長期優良住宅ではない一般的な住宅よりも住宅ローン控除の控除対象限度額が大きくなり、不動産取得税の控除額も多くなります。
他にも「登録免許税の税率も低くなる」「固定資産税の減税措置適用期間が長い」「地震保険料も割引適用できる」「フラット35より当初金利が低いフラット35が使える」などのメリットがあります。
また長期優良住宅は長期間にわたって資産価値を維持しやすいので、将来の売却においても売却価格が有利になりやすい点も大きなメリットといえるでしょう。
マイホーム購入において長期優良住宅を選ぶデメリット
マイホーム購入において長期優良住宅を選ぶデメリットは「長期優良住宅ではない一般的な住宅と比べて高コストで手間もかかる」という点です。
長期優良住宅としての認定基準を満たす材質や構造などにはクオリティが求められるので建築コストがかさみ、認定を受けるためには申請と審査にも費用がかかり、さらに必要書類を揃えるのにも手間がかかります。
また長期優良住宅で見落としがちなデメリットとして挙げられるのが「メンテナンスの必要性」です。
実は長期優良住宅には、維持保全計画書を元にした定期点検および、調査・修繕・改良が義務づけられています。
これを怠ると所管行政庁より改善命令が出たり、認定取り消しをされたりすることもあります。
まとめ
今回はマイホーム購入を検討されている方への参考情報として、長期優良住宅についての解説をしました。
購入時のコストや手間、その後のメンテナンスの必要性などいくつかのデメリットもありますが、それを上回るメリットも数多くありますのでぜひ前向きに検討してみましょう。
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