たとえば、大切に長く住んできた古い家は、壊したくないという気持ちがある方もいらっしゃると思います。
ただ、その古い家を売却しようと思ったとき、スムーズに売却できるのか不安ですよね。
今回は、そのような方に向けて、古い家という基準、古い家を売却するための方法や注意点についてご紹介します。
古い家を売却!「古い家」という基準は?
現在、古い家という基準の定義はありません。
ただし、一般的に築年数を目安として、木造の多い一戸建ての場合は築20年、コンクリートなどで造られているマンションの場合は築45年を経過すると古い家とされることが多いです。
この基準は、構造による減価償却資産の評価に用いられる「法定耐用年数」となっています。
定められた年数を過ぎてしまうと、ほぼ家の価値がなくなるとされており、その前後になると、古い家と呼ばれることが多いです。
ほかにも「耐震基準」を基準として、古い家かどうかを判断することも少なくありません。
古い家を売却する方法は?
古い家を売却する方法としては、まず古家付き土地として、そのまま売り出す方法です。
最近、自分で家のリフォームなどをしたい方が増えているため、そのような購入希望者が現れることがあります。
また、そのままではなく、水廻りなどの一部分だけをリフォームするという方法も、古い家の印象が良くなり、購入希望者が現れることもあります。
一方、古い家を解体して、更地にして売却する方法の場合、新居を建てるための土地を探している購入希望者が現れやすいです。
ほかにも、売却価格は安くなりますが、早く売却したい場合には、不動産会社に買取を依頼するという方法もあります。
また、空き家になっている場合には、自治体が運営している「空き家バンク」を活用する方法もあります。
古い家を売却するときの注意点は?
古い家を売却する場合、「再建築不可」となっている不動産ではないか、必ず確認する必要があります。
なぜなら「再建築不可」であると、古い家を解体して更地にしてしまうと、新たに建物を建てることはできず、土地の利用に制限がかかり、売却しにくくなるため、注意点として覚えておきましょう。
また、古い土地の場合、隣との境界が明確になっていないことがあり、のちのちトラブルになることもあるため注意しましょう。
ほかにも、古い家の場合、売主が知らない不具合がある可能性も高く、その旨が契約書に記載されていないと「契約不適合責任」を負うことになることも注意点となります。
まとめ
古い家の売却は、そのままであったり、更地にして土地のみで売却するなど、いくつかの方法があります。
また、更地にして売却する場合は「再建築不可」となっている不動産ではないか確認するなど、古い家を売却するときの注意点があるため、売却するときには把握しておくようにしましょう。
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