古い集合住宅を所有している場合、たとえ建物は古くてもスムーズに売却する方法を知りたいと思うものです。
建物の古さが原因で、すぐに買手が付かないのではと不安に思っている方もいることでしょう。
そこで今回の記事では、所有している団地の売却方法としてリフォーム、リノベーション、そのままで売るという3つの種類について解説していきます。
団地をリフォームする売却方法について解説
建物の印象をよくするためとは言ってもそれほど費用がかけられない場合は、リフォームという売却方法があります。
リフォームによって設備を新しくすれば、それほど高額な費用をかけなくても買主にアピールすることが可能です。
なかでもトイレ、浴室のような水回りは、ちょっとした汚れも気になるものです。
また、キッチンは最新設備が整っていると買主から人気が出て需要が高まります。
そのため最低限の場所だけ新しくしたいと思ったら、キッチンやトイレ、浴室からおこなうようにすると良いでしょう。
団地をリノベーションする売却方法について解説
リフォームよりももう少し費用をかけられるような状態であれば、リノベーションをするのもひとつの売却方法です。
リノベーションをおこなうと室内の間取りを変更することもできるため、思い切ったイメージチェンジが可能です。
核家族や夫婦二人暮らしが増えた現代の家庭事情に合わせて、個室が多い間取りに変更することで購入者が見つかりやすくなります。
また、自分で室内をきれいにするための手間や費用をかけたくない方にとっても、リノベーション済みの団地は人気があります。
団地をそのままで何も手を加えない売却方法について解説
団地の売却方法として必ずしも手を加えなければ売れないとは限りません。
場合によってはせっかく手をくわえても買主が決まらなかったり、かかった費用を回収できなかったりする場合もあります。
そのようなことを考えて、あえて何も手を加えずにそのままで売るという売却方法も選択肢のひとつです。
築年数が古い建物であっても、駅近や都心までのアクセスが良いなど、立地条件がよければスムーズに売れることが期待できます。
また、自分好みに室内を変えたいという方もおり、古いままでも安く買えることを重視する傾向にあります。
まとめ
古い団地を売却しようと思った場合の一般的な方法は、リフォーム、リノベーション、何もしないでそのまま売るという3つです。
立地条件や需要、そのエリアに多く住んでいる家族構成などを丁寧に調査し、どのように売却するのがもっともニーズに合っているのかを把握してから、売却方法を決めると良いでしょう。
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