賃貸物件を自主管理するオーナーが抱える問題のひとつに、賃貸物件の客付けがあります。
一般的に、入居者の募集は不動産会社がおこないますが、自力で入居率を上げ黒字化することは可能なのでしょうか。
今回は、自主管理で客付けする方法やメリット・デメリットをご紹介します。
自主管理している賃貸物件で客付けする方法とは
アパートやマンションなどを経営するにあたって、入居率は家賃収入を左右する重要な要素です。
効率良く客付けをするためには、物件の魅力をアピールできる宣伝力が必要になるでしょう。
自主管理で客付けする方法にはさまざまなやり方がありますが、物件に「入居者募集」の貼り紙をするのが一般的です。
入居できる旨や連絡先を記載し、物件の窓ガラスや敷地の出入口・フェンスなど目立つ場所に貼るようにしましょう。
また、SNSを使った集客も効果的で、より多くの方に情報を拡散できます。
投稿に使用する写真は綺麗なものでまとめると、購入希望者も現れやすいでしょう。
その他、不動産情報サイトに掲載するのもおすすめです。
ユーザー登録を済ませれば個人でも利用できる場合があるため、物件の宣伝活動が効率良くおこなえます。
自主管理で客付けするメリット
自分で客付けする最大のメリットは、入居者募集に掛かる費用を節約できることです。
不動産会社に依頼する際の広告料や仲介手数料が掛からないため、少ない費用で集客ができます。
また、入居者を選別できる点もメリットでしょう。
信頼できる入居希望者と契約を結べるため、管理や経営も安心しておこなえるはずです。
自主管理している賃貸物件で客付けするデメリット
不動産会社に頼らず客付けすると、業者間で情報を共有する「レインズ」に登録できません。
貸主の信頼も得にくいため、入居者の意思決定は遅くなるでしょう。
また、契約や更新の手続きも自分でおこなわなければならないので、手間や時間が掛かるのもデメリットです。
入居者とのトラブル対策も入念に考えておく必要があり、場合によっては法律など専門的な知識を身につけなければなりません。
専門的な知識に自信がない方や手間を掛けたくない方は、不動産会社に仲介を依頼することをおすすめします。
まとめ
自主管理で客付けするなら、貼り紙やSNS・不動産情報サイトを活用すると良いでしょう。
ただ、自主管理は契約や更新の手続きも自分でおこなわなければなりません。
レインズにも登録できないため、思うように集客できないケースがほとんどです。
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