自宅は持ち主の意向で都度売り出せますが、買主がスムーズに見つかるとは限りません。
一般的に人気が低い不動産だと買主がなかなか見つからず、売却の長期化につながりやすいため注意が必要です。
今回は、自宅の売却前に押さえたい売れにくい不動産として、再建築不可物件、テラスハウス、賃貸併用住宅の3つをご紹介します。
売れにくい不動産の一種!再建築不可物件とは?
再建築不可物件とは、接道義務を満たしていないなどの理由から、再建築が認められない不動産です。
接道義務などの規定ができる前に建物が造られているケースが多く、築年数を重ねた古い物件によく見られます。
そのため、買主としては購入後に建て替えをおこないたいところですが、再建築不可物件ではたとえ既存の建物を撤去しても新たな建物は造れません。
このような不便さにくわえ、購入にあたって住宅ローンの審査が通りにくいこともあり、再建築不可物件はどうしても売れにくいのです。
この物件を売りたいときは、買取を利用する、土地部分を農地や駐車場などにできそうなら更地にして売り出すなどの方法が有効です。
売れにくい不動産の一種!テラスハウスとは?
テラスハウスとは、いくつかの住戸が横方向に連なっている集合住宅の一種です。
長屋造りとも呼ばれるこの住宅は、現在では人気が低く、購入希望者が基本的に少なめです。
そのうえテラスハウスは、各住戸が隣の住戸と壁を共有している関係で、単独での建て替えやリフォームができない場合があります。
結果、建物の傷みや破損をなかなか直せず、劣化が進んだ状態で売り出すことになりやすい点も、売却を難しくする理由のひとつです。
テラスハウスを売りたいときは、買取を利用するほか、隣の住戸の持ち主に購入を打診するのも有効です。
売れにくい不動産の一種!賃貸併用住宅とは?
賃貸併用住宅とは、他人に貸している部分と自宅にしている部分が1軒の建物のなかに存在する住宅です。
普通の住宅としては使いにくいため、賃貸併用住宅は基本的に投資家に向けて売り出します。
しかし、建物の造りが中途半端なために投資家からもあまり好まれないなど、賃貸併用住宅はマーケットが小さく、どうしても売れにくいのです。
賃貸併用住宅を売りたいときは、建物の用途を変え、二世帯住宅などとして売り出すのがひとつの方法です。
また、少しでも購入を後押しできるよう、建物のリフォームや修繕の履歴などをまとめておき、買主に提示するのも良いでしょう。
まとめ
再建築不可物件では、基本的に建て替えできない点が売却の支障となります。
テラスハウスでは単独での建て替えやリフォームが難しい点、賃貸併用住宅では建物の造りが中途半端な点が、売却時のネックです。
買取を利用するなど、有効な売り方もあわせてチェックしておくと良いでしょう。
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