不動産投資は手元の資金だけで始めるのではなく、金融機関から借り入れをおこなって準備をする方が多いです。
一般の住宅ローンとは別に、不動産投資を始める方のための「不動産投資ローン」が存在します。
不動産投資ローンと住宅ローンの違いや、不動産投資にあたってローンを組むメリットを知りましょう。
不動産投資ローンと住宅ローンの違い
不動産投資ローンと住宅ローンの違いは「融資の目的」「返済原資」「金利」「最大融資金額」「融資審査で見られるポイント」の5要素にあります。
不動産投資ローンは、収益用の不動産を購入するために組むものであり、入居者から徴収する家賃が返済原資となります。
金利は1.5?3.5%ほどと高めに設定されていて、最大融資金額は申込者の年収の7~10倍ほどです。
返済原資が家賃である都合上、融資審査の際には申込者個人の属性に加え、購入する物件の属性(収益性等)にも注目されます。
一方、住宅ローンを組む目的は、個人が居住するための不動産の購入や改修であり、返済原資は申込者の給与収入や事業収入です。
金利は0.5?2.0%ほどと低めで、最大融資金額も申込者の年収の5?6倍ほどと、不動産投資ローンよりも小規模なものになっています。
融資審査では、職種や収入額、勤続年数、申し込み時・完済時の年齢といった個人の属性が注目されます。
▼この記事も読まれています
建築基準法の「接面道路」とは?種類や規定を解説
不動産投資ローンを組むメリット
不動産投資ローンを組むことには「少ない元手で不動産を購入し、家賃収入でローンを返済できる」「団体信用生命保険に加入できる」などのメリットがあります。
不動産投資を始めるにあたり、手元の資金だけで物件を購入しようとすると相当額の予算が必要です。
ローンを利用して資金を増やすことで、より大規模で収益性が高い物件を購入できるうえ、返済には家賃収入を充当できます。
また、ローンを組むことで団体信用生命保険に加入できるため、万が一完済前に自分が亡くなった場合も、ローン残債がなくなった物件を家族に残すことが可能です。
十分な資金がすでに手元にある場合を除き、不動産投資を始めるならローンを組むのがおすすめと言えます。
▼この記事も読まれています
土地活用としてコンビニ経営をするために知っておきたいポイント
まとめ
不動産投資ローンは、収益用の不動産の購入を目的として組むローンです。
一般の住宅ローンに比べて、融資限度額と金利が高い大規模なローンとなっています。
不動産投資ローンを組むことで、自分の手元にある資金だけでは手が届かない収益性の高い物件を購入でき、より大きな利益が見込めます。
団体信用生命保険に加入できるなどのメリットもあるため、ぜひ利用を検討してみてください。
所沢市で不動産売却をお考えならTKG合同会社へ。
不動産売却についてご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
TKG合同会社 メディア編集部
飯能市と埼玉県南部の不動産売却・買取のことならお困り物件買取.comにお任せください。飯能市とその周辺エリアでの不動産売却・買取の実績に自信があります。有益な情報をお伝えするためブログでは不動産情報のほか周辺地域の情報をご紹介します。