住宅ローンを借りられるかどうかは属性によって決まるため、高収入な医師は住宅ローンの審査に通過しやすいです。
また、借りられる金額は年収に大きく左右されるため、どれくらいの金額を借りられるのか気になる医師の方は多いかもしれません。
そこで今回は、医師が住宅ローンで借りられる金額や優遇措置などについて解説します。
医師が住宅ローンで借りられる金額
医師に限らず、住宅ローンで借りられる金額は、年収倍率よって決まります。
「フラット35」を利用する場合、年収倍率は住宅の種別ごとに異なっており、土地付き注文住宅は7.5倍、新築マンションは7.2倍です。
厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は1,378.2万円のため、新築マンションの場合は目安として1億円まで借り入れられます。
ただし、住宅ローンの年間返済額が占める年収の割合を示した「返済比率」も重視され、目安として返済比率は25%~35%に抑えなければなりません。
住宅ローンの融資可能額は、年収倍率と返済比率を総合的に判断して決められます。
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医師の住宅ローンの優遇
医師は国家資格を保有しており、年収も高いため、住宅ローンの審査において有利です。
ただし、医師で高年収だからといって審査に通過するとは限らず、人によっては審査落ちする場合もあります。
たとえば転職や転勤により勤続年数が1年未満の場合、勤続年数が長い医師と比較して信頼度が下がり、審査が不利になりがちです。
また、非常勤医師やフリーランス医師、開業したばかりの医師も、同様の理由で住宅ローンの審査において地位的な優遇を受けられない場合があります。
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医師が利用できる医師信用組合
住宅ローンで借りられる金額の目安を見て、それよりも高額な住宅ローンを組みたいと考えているならば、医師信用組合の住宅ローンの利用がおすすめです。
医師信用組合とは、医師会に所属する医師が加入できる組合で、独自の住宅ローンサービスを提供しています。
融資可能額は都道府県により異なりますが、最大で2億円に達する場合もあり、通常の住宅ローンと比較して高額な物件を購入できます。
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まとめ
医師は社会的信用度が高く、住宅ローンの審査で地位的な優遇を受けやすいです。
医師が住宅ローンで借りられる金額は、年収倍率と、返済比率のバランスにより決められます。
より高額な住宅ローンを組みたい場合は、医師信用組合の住宅ローンを利用しましょう。
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