これから中古マンションの購入を検討している方は、基礎知識として管理組合について理解しておく必要があります。
中古マンションを購入すると管理組合への加入が必要になり、場合によっては役員に選ばれるかもしれません。
管理組合の役員に選ばれても困らないように、今回は管理組合の活動内容についてご紹介します。
管理組合とはどういう団体？
マンションの管理組合とはマンションの区分所有者（購入者）で構成されており、中古マンションであっても購入した方は必ず加入しなくてはいけません。
マンション全体の住環境と資産価値を守ることが目的に組織されている団体で、区分所有者のなかから選ばれた理事長や理事が主体となり運営しています。
管理組合への加入は区分所有法という法律によって定められており、個人の判断で拒否や離脱できません。
中古マンションを購入すると区分所有者として管理組合に加入し、理事などに選ばれた場合は実務が必要になるため仕組みについて理解しておきましょう。
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管理組合の主な活動内容とは？
管理組合の活動内容は主に維持管理と長期修繕計画の2つを中心にしています。
たとえばマンションの共用部分のエントランスやゴミ捨て場の清掃や修繕、設備点検などを実施したり共用部分の火災保険の管理をしたりなど多岐に渡ります。
マンションの資産価値を守るための長期修繕計画の策定や見直し、その管理も管理組合の義務です。
また、特に重要な業務として年に1回必ずおこなわれる総会では、管理組合の収支決算や管理費用の決定、理事会役員の選任や解任などの議案について決議をおこなっています。
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管理組合と管理会社の関係性とは？
マンションの管理組合は住民、すなわち区分所有者で構成されており、専門的な業務などもあるため負担が大きいです。
そのため、維持・管理の部分を管理会社に委託し、管理組合における住民の負担を減らしているマンションがほとんどです。
管理会社への委託には費用が発生しますが、それは住民が毎月納めている管理費から支払われます。
管理会社への委託内容や管理費の運用方法などは、理事会で話し合われ、最終的に総会で決定されます。
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まとめ
中古マンションの場合でも、区分所有者（購入者）になると管理組合に加入する必要があり、実際に運営を任される理事会役員などに選ばれる可能性があります。
これから中古マンションを購入される方は、役員としての活動や組織の目的を理解しておけば、購入後に理事会役員に選ばれても、焦らずに対応できるでしょう。
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