多くの人が憧れを抱くタワーマンションにもメリットとデメリットがあります。
タワーマンションのデメリットとして語られることが多いのが「売却しにくい」といった問題です。
今回は、なぜタワーマンションが売却しにくいといわれるのか、高く売却できるタワーマンションの特徴や売却時の注意点とあわせて解説します。
タワーマンションが売却しにくいといわれる理由
マンションには定期的な大規模修繕が必要であり、とくにタワーマンションは大規模修繕にかかる費用が高額とされています。
大規模修繕の費用は修繕積立金から支払いますが、予算が足りない場合は差額が請求される恐れがあり、この点を警戒する方には売却しにくくなります。
現在の住宅ローンは低金利ですが、将来的に金利が上昇する可能性もあり、資産価値が高額なタワーマンションは金利上昇の悪影響も受けやすいです。
また立地が悪いタワーマンションも、売却を難しくする要因として挙げられます。
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高く売却しやすいタワーマンションの特徴
先ほど立地が悪いタワーマンションは売却しにくいとお伝えしましたが、その裏返しとして駅近で立地が良いタワーマンションなら高く売却しやすい傾向があります。
南向きの部屋や角部屋のように日当たりが良いタワーマンションにも価値があり、高く売却しやすいです。
「コンシェルジュサービス」や「ドアマン付き」など、管理が維持されているタワーマンションも価値を保ちやすく、高値での売却を期待できます。
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タワーマンションを売却するときの注意点
タワーマンションのを売却するときの注意点として、低階層は高値売却が期待できないことが挙げられます。
その理由は、タワーマンションの購入を検討する方の多くは「高層階に住んだ時の見晴らしの良さ」に魅力を感じるため、そのメリットを享受しにくい低階層は需要が見込めないためです。
またタワーマンションの売却には仲介手数料などのコストが発生し、譲渡益が出た場合は譲渡所得税もかかります。
税金と手数料の目安は、タワーマンションの売却益のうち1割前後が相場となるため、売却後に住み替える場合は支出も計算したうえで資金計画を立てる必要があります。
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まとめ
タワーマンションは「大規模修繕の費用が高額」「金利上昇の影響を受けやすい」などの理由で高く売却しにくいといわれます。
ただし駅近や日当たりの良い部屋など、好条件なタワーマンションなら高値での売却が可能です。
タワーマンション特有の注意点も把握しながら、少しでも高くタワーマンションを売却しましょう。
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