土地を購入するとき、問題となるのが方角です。
比較的南向きの土地が好まれる傾向がありますが、購入後に後悔しないためにも、方角のメリットだけでなくデメリットにも目を向ける必要があります。
そこで今回は、土地の購入を検討している方に向けて、方角と前面道路との関係、それぞれの方角のメリットとデメリットについてご紹介します。
土地の方角と前面道路との関係
土地の方角とは、前面道路がある方位のことです。
たとえば、南側に道路があれば南向き、角地など複数の道路に面している場合はより好まれる方位が採用されます。
方角によって価格は大きく異なり、南向きと北向きでは5~10%の差が出ることもあるほどです。
あとからでは方角を変えられないこともあり、ほかと比べて割高であるにも関わらず南向きの土地から売れていくことも珍しくありません。
間取りにも大きな影響を与えるため、購入する際は方角についてしっかり検討することをおすすめします。
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土地におけるそれぞれの方角のメリット
南向きのメリットは、日当たりが良く、日差しによって部屋が温められる点です。
そのうえ、夏は直射日光が部屋の奥まで入りにくいのが特徴でもあります。
一方、北向きのメリットは室温が上がりにくく、夏でも涼しく過ごせるところです。
直射日光が入りにくいため、フローリングの床や家具を日焼けから守れます。
東向きのメリットは、朝日がよく当たり、午前中は爽やかな日差しのなかで過ごせる点です。
逆に気温が高くなる午後は日差しが入りくくなるため、夏でも室温が上がりにくいです。
西向きの土地は、天気が良い日に夕焼け空や夕日を堪能できます。
さらに、季節によっては比較的夕方の遅い時間帯まで室内が明るいままです。
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土地におけるそれぞれの方角のデメリット
南向きのデメリットは、価格が高いことと床材や家具が日焼けしやすいことです。
窓を大きくしすぎると暑さや日差しの眩しさが気になってしまうこともあるかもしれません。
北向きは室温が上がりにくいために湿気がこもりやすく、カビが発生しやすいです。
ほかの方角と比較すると暗いため、昼間でも照明が必要になるかもしれません。
東向きは、ほかの方角と比べると早く日が陰ってしまい、冬は気温が上がりにくい点がデメリットです。
とくに暗くなるのが早い時期は、照明が必要な時間帯もそれだけ延びてしまいます。
西向きのデメリットは、西日が眩しかったり、夏場は夕方になっても気温が下がりにくかったりする点です。
また、朝は日差しがなかなか入らず、暗い印象を与えてしまうかしれません。
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まとめ
土地の方角は前面道路がある方位によって決まり、複数の道路に面している場合はより人気がある方角が選ばれます。
それぞれの方角に日当たりや日照時間に関するメリットがありますが、それなりのデメリットもあります。
どの方角が良いかは一概に言えないため、自身のライフスタイルと照らしつつ決めることが大切です。
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