家の売却活動中になにかミスをしてしまうと、売却が難しくなったり売却金額が下がったりする可能性が考えられます。
なるべく損をせずに不動産売却を成功させるには、事前にやってはいけないことは何か知っておくと良いです。
今回は売却前・売却中・売却後それぞれのタイミングでやってはいけないことについて解説します。
家の売却前にやってはいけないこと
売却前のタイミングでやってはいけないことは、ローンを組んでいる金融機関に無断で売りに出すことです。
ローンが残っている場合、残債を返済し、抵当権を外してもらわなければ売却に移れません。
家を売却したお金で残債を返済する場合でも金融機関に連絡が必要なので、まずはローンの残債を確認する意味でも金融機関に相談しましょう。
売却前に解体やリフォームをするのも良くありません。
専門家に査定してもらうと建物にも価値があり、そのままのほうが高く売れると診断される可能性も否定できないためです。
適正価格で売却できるよう、事前に相場価格を調べておくことも忘れないようにしましょう。
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家の売却中にやってはいけないこと
家の売却中にやってはいけないことは、不動産広告のルールを守らない形で広告を出すことです。
不動産の広告にはさまざまなルールがあり、たとえば実際の物件より良いと誤認させるような誇大広告は禁止されています。
少しでも早く家を売りたいと考える方もいらっしゃいますが、不動産会社にすべて任せて短い期間で売ろうとするのも問題です。
できるだけ売却スケジュールの計画に余裕を持たせ、自分でもさまざまな情報を収集するよう努めましょう。
また、購入希望者に悪い印象を与えないよう、内見をないがしろにするのも避けたいものです。
いつ内覧が入ってきても良いように、掃除・片づけなどをしっかりやっておきましょう。
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家の売却後にやってはいけないこと
家の売却後にやってはいけないことは、一度決まった契約を覆すことです。
契約が成立した後でも、一定のクーリングオフ期間内であれば契約を解除することが可能です。
ただし、その期間を過ぎた後や、特定の条件下では、売主の自己都合で不動産売買がキャンセルになった場合、違約金を支払わなければいけません。
違約金を支払う羽目にならないよう、急いで契約せず慎重に契約内容を確認しましょう。
家を退去する際に不用品を撤去せず、残置物を残すのもいけません。
無事売却が終わってからも、もうひとつ注意しておきたいことがあります。
不動産売却で得た利益について確定申告を怠ると、延滞税といったペナルティを受ける可能性があるので注意が必要です。
利益がなかった場合も所得税の節税になる可能性があるため、確定申告を忘れないようにしましょう。
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まとめ
家の売却前にやってはいけないことは、ローンの残債を確認せず金融機関に無断で売却を始めることです。
売却にあたってはスケジュールに余裕を持たせ、短い期間で焦って売ろうとしないようにしましょう。
また家の売却がスムーズに終わっても、確定申告を忘れないようにすることが重要です。
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