近年は、新築物件よりも価格が安い中古物件の人気が高まっている影響もあり、分譲マンションを売る人が続出しているのをご存じでしょうか。
この記事では、分譲マンションを売る人が続出している理由のほか売却する際のポイントや注意点も説明するので、マンションを売却予定の方はお役立てください。
分譲マンションを売る人が続出している理由
分譲マンションを売る人が続出している大きな要因に、マンション価格の高騰が考えられます。
国土交通省が公表しているマンションの不動産価格指数は、2014年から2024年の10年間で約1.8倍にまで上昇しており、現在はピークを迎えています。
不動産価格指数とは、不動産の価格動向を示す指標の1つです。
資料によると不動産全体の価格指数が上がっており、とくにマンションの価格が高く上昇しています。
また、取引の主流が築20～30年の物件であるのに対し、供給戸数が多かった1994～2000年の物件が築24～30年と売り時になっている点も理由にあげられます。
売る人が増えているのは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、在宅ワークやオンライン授業の機会が多くなっている影響もあるでしょう。
家にいる時間が長くなったのに伴い、広い住宅での暮らしに対するニーズの拡大がみられ、手狭なマンションから一戸建てへ住み替えるケースは少なくありません。
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分譲マンションを売る際のポイント
不動産の売却は、新生活にあわせて転居の機会が増える2～3月がベストな時期です。
不動産会社は3か月から半年ほどかけて売却に取り組むのが一般的であり、スケジュールを考えて早めに依頼しましょう。
共用部分や外壁などの大規模修繕がおこなわれた直後はイメージがよく、買い手をみつけやすい傾向があります。
また、比較される競合物件があると価格競争によって値下げを求められる可能性があり、周辺の状況を把握しておくのも大切なポイントの1つです。
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分譲マンションを売る際の注意点
マンションを売るときに、物件のイメージを高めようと考えリフォームする人がいますが、リフォームをむやみにおこなわないほうが得策です。
買い手のなかには購入してから好きなように手を加えるつもりでいる人がおり、リフォームは売り出してからの状況により判断してください。
また、売却を急がないのであれば、値下げ交渉を受けないよう同じマンション内で売り出されている物件が出ているタイミングは避けましょう。
なお、不動産売却においては、契約後に不具合がみつかると売主は買主に対し契約不適合責任を負うのが注意点の1つとしてあげられます。
不具合な点は契約前に伝えておかないと賠償を求められる可能性があり、瑕疵は必ず報告してください。
天井裏の配管からの水漏れや床の傾きなども瑕疵にあたり、自分では気づけない箇所も考えられ、専門家による住宅診断を受けると良いでしょう。
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まとめ
マンションの価格高騰などが影響し、分譲マンションを売る人が続出しています。
希望の価格で売却するにはタイミングが重要なポイントです。
不動産会社へ依頼する際には、売却に時間がかかる点も考慮して早めに準備をすすめましょう。
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TKG合同会社 メディア編集部
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