マンションを選ぶうえで気にかけておきたいポイントが天井高です。
天井が高いとどのようなメリットがあるのか、反対に天井が低いマンションの良さは何なのかなどを確認しておくと、納得のいくマンション選びができます。
今回は、マンションの平均的な天井高と、高い・低い場合のメリットとデメリットをご紹介します。
マンションの天井高の平均値
天井高とは、天井から床面までの高さのことです。
リビングをはじめ、子ども部屋や寝室などを指す居室の天井高は、建築基準法において2,100mm以上でなければならないと定められています。
では、実際のマンションの天井高を確認してみると、平均値は2,400mmであり、建築基準法で定められた数値よりも高いケースが多いです。
近年建てられたマンションでは天井高が2,500mmであることも多く、場合によっては2,600mm、高いところでは3,000mm以上の天井高を有することもあります。
なお、中古マンションの天井高は2,300mmと平均値よりも比較的低めです。
▼この記事も読まれています
建築基準法の「接面道路」とは?種類や規定を解説
天井が高いマンションにおけるメリット・デメリット
天井が高いマンションは開放感があり、シャンデリアなど、ある程度の高さがあるインテリアを設置しやすい点がメリットです。
床から天井まで広々とした空間が広がっており、ラグジュアリーな雰囲気も感じられるでしょう。
一方で、天井が高いマンションは冷暖房が効きにくい点がデメリットです。
冬場は暖房器具で室温を上げても暖かな空気が上にたまり、床のほうには冷たい空気しか行き渡らないため、電気代がかさむ心配があるでしょう。
脚立やはしごでは、天井に届きにくいことから電球を交換できず、電動昇降機を設置しなければならないケースもあります。
▼この記事も読まれています
私道持分なし物件になる理由とは?私道持分がない物件について解説
天井が低いマンションにおけるメリット・デメリット
天井が低いマンションは室内の高さがないぶん空気が循環しやすく、冷暖房効率が良い点がメリットです。
夏は涼しく冬は暖かく、室内を快適な温度に保ちやすいでしょう。
夏場にサーキュレーターで冷房を循環させる必要がないケースも多く、天井が高いマンションよりも電気代を節約しやすいところもメリットです。
しかし、天井が低いことがネックとなり、少し窮屈な印象を持つ方も少なくありません。
本棚やクローゼットなど高さのある家具は、場合によっては室内に搬入できないこともあるでしょう。
シャンデリアなども天井が低いマンションでは使いにくいです。
▼この記事も読まれています
土地活用としてコンビニ経営をするために知っておきたいポイント
まとめ
マンションの天井高の平均値は2,400mm程度とされています。
天井が高いマンションは広く開放感がありますが、冷暖房効率はあまり良くありません。
天井が低いマンションは冷暖房効率が良い代わりに窮屈な印象を受けやすいです。
所沢市で不動産売却をお考えならTKG合同会社へ。
不動産売却についてご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
TKG合同会社 メディア編集部
飯能市と埼玉県南部の不動産売却・買取のことならお困り物件買取.comにお任せください。飯能市とその周辺エリアでの不動産売却・買取の実績に自信があります。有益な情報をお伝えするためブログでは不動産情報のほか周辺地域の情報をご紹介します。