不動産購入は人生のなかでも大きな決断ですが、やむを得ない事情によって、購入後すぐに家を売却しなければならない場合もあります。
実際に買ったばかりの家を売った方は、どのような理由で売却を決めたのでしょうか。
そこで今回は、買ったばかりの家を売る理由や損をするケース・損にならないケースをご紹介します。
買ったばかりの家を売る理由とは
買ったばかりの家を売る理由の多くは、近隣トラブルによるものです。
騒音問題や隣人の嫌がらせなど、近隣トラブルは事前に予防できないため、多くの場合は実際に住んでから発覚します。
相談によって解決できれば問題ありませんが、相手が解決に向けて協力してくれない場合は、住む場所を変えなけばなりません。
また、住宅ローンが払えないことも、買ったばかりの家を売る理由の一つです。
収入減少や病気などで、ローンの返済が滞った場合には、売却を余儀なくされます。
そのほか、離婚や転勤などで、生活環境が変わったことも要因です。
とくに離婚が理由の場合は、一人で住宅ローンを支払えないケースが多く、家の売却を検討します。
▼この記事も読まれています
相続財産管理人を利用した不動産売却とは?手続きの流れや注意点を解説!
買ったばかりの家を売ると損をするケース
買ったばかりの家を売却すると、ほとんどのケースで損をします。
その理由は、1日でも人が住んでしまうと、中古物件扱いになるためです。
新築の家を購入したときと同じ価格での売却は難しいため、購入後すぐに売るのは損でしょう。
また、家の売却では利益に対して税金がかかりますが、所有期間が5年以内の短期譲渡所得の場合は税率が上がるので、損をする可能性が高まります。
売却理由にネガティブなものがあると売却価格が下がりやすいため、注意が必要です。
「日当たりが悪い」「住宅や土地に欠陥がある」などマイナスな要素がある場合は、買主が見つかりづらくなるでしょう。
▼この記事も読まれています
法人の不動産売却における税金の特徴とは?税金の計算方法や節税方法も解説
買ったばかりの家を売っても損にならないケース
再開発された・される予定がある地域では、購入後すぐの売却でも損にならない可能性があります。
家の近くに駅や病院・有名学校などがあると、家の需要が高くなるため、高値売却も期待できるでしょう。
ほかにも、周辺地域に高級マンションが建ったり、生活に便利な立地だったりした場合は、売却で優遇される確率が上がります。
▼この記事も読まれています
不動産売却前に知っておきたいZEHとは?資産価値への影響についても解説
まとめ
買ったばかりの家を売る理由は、近隣トラブルや生活環境の変化などです。
1日でも住んでしまうと中古物件と判断されるため、購入後すぐの売却はほとんどのケースで損をします。
しかし、再開発の予定があるエリアや生活に便利な立地だと、損にならない場合もあるでしょう。
所沢市で不動産売却をお考えならTKG合同会社へ。
不動産売却についてご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
TKG合同会社 メディア編集部
飯能市と埼玉県南部の不動産売却・買取のことならお困り物件買取.comにお任せください。飯能市とその周辺エリアでの不動産売却・買取の実績に自信があります。有益な情報をお伝えするためブログでは不動産情報のほか周辺地域の情報をご紹介します。